目指すターゲットに向けて
「翻訳」したデザイン

伝統の製法で作られ地元の方々に長年親しまれてきた、南光物産株式会社さんの別府銘菓「ざぼん漬」のパッケージを、今までとは違う世代に向けリニューアルしました。
既存のパッケージから使われている手書きの「ざぼん」という文字は残し、「ざぼんちゃん」と名付けられたキャラクターをメインに据えたデザイン。
商品の中身がしっかり見えるようにラベルは上部に配置し、文字と絵の「アイキャッチ」と「中身」が見える二重の構造で、見慣れない、聞き慣れない商品に対し、まず目を引かせるということに徹しました。
馴染みのない「ざぼん漬」という商品をターゲットに伝えるため、「ざぼん」→「南国生まれの大きな柑橘類」さらに「菓子」 →「スイーツ」という言葉に「翻訳」し、若い世代にわかりやすく伝えるためのコピーを記載しました。
裏面には従来にない新しい食べ方を記載し、そのまま食べるだけでなく、楽しみ方の幅を持たせています。
ちょっと大げさに言ってしまうと、人は口に入れるものに関して、最大限の「警戒」をします。生死がかかってますので。
この食べ物は何でどういうものなのかを絵や言葉できちんと説明することはパッケージデザインとしては最重要なことです。

※これは私のアイデアではありませんが、店頭に並ぶ商品の中に、たまに、ウインクしたものがあります。

日本パッケージデザイン大賞2021 菓子部門 入選

[ざぼん漬]