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「何屋」なのかを正しく伝える

なぜか、人や企業は自身の魅力がだんだんわからなくなってしまう傾向にあるようです。
もっと売れるようにしたい、ブランド力や認知度を上げたい、と相談されることが多いのですが、
そこでいつも見受けられるのは、「正しい自己紹介」ができていないことです。

CYAKUMI SANDWICH FACTORYさんから店舗ビジュアルのリニューアルのお話を頂いた際にも同様で、
店頭の情報が錯綜しすぎて、何が売りなのかわからない状況でした。
(じつは、案外陥りやすく、企業や店舗が成熟し業務も取り扱い品目も増えると、「あれ?私たち何屋だっけ?」となってしまいがちです。)

そこで、当たり前なのですが、まず「サンドイッチ屋」ということを伝えるのと、
さらにCYAKUMIらしくあるために「こだわりの素材と手作りパンの、自然派サンドイッチ屋」という大義を(勝手に)掲げ、
以下の3つのことを行いました。

①サンドイッチを撮影しました(ありのままに、自然派を意識しておいしそうに)
②商品がそのまま見える冷蔵ショーケースの設置をお勧めしました
③トーン&マナーを整えました(サンドイッチらしい色使いや手書き文字を取り入れ、手作り&自然派というのを伝えられるように)

これだけの作業を行うだけで、著しく通行人の視線が変わりました。
お店が正しく自己紹介できると、周りの人はそのお店との「関わり方」を考えてくれるようになります。


[CYAKUMI SANDWICH FACTORY] photo=Toshihiko Sato (ARTERNA PHOTO)

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目指すターゲットに向けて「翻訳」したデザイン

伝統の製法で作られ、地元の方々に長年親しまれてきた別府銘菓「ざぼん漬」のパッケージを、今までとは違う世代に向けリニューアルしました。
既存のパッケージから使われている手書きの「ざぼん」という文字は残し、「ざぼんちゃん」と名付けられたキャラクターをメインに据えたデザイン。 商品の中身がしっかり見えるようにラベルは上部に配置し、文字と絵の「アイキャッチ」と「中身」が見える二重の構造で、見慣れない、聞き慣れない商品に対し、まず目を引かせるということに徹しました。
馴染みのない「ざぼん漬」という商品をターゲットに伝えるため、「ざぼん」→「南国生まれの大きな柑橘類」さらに「菓子」 →「スイーツ」という言葉に「翻訳」し、若い世代にわかりやすく伝えるためのコピーを記載しました。裏面には従来にない新しい食べ方を記載し、そのまま食べるだけでなく、楽しみ方の幅を持たせています。

ちょっと大げさに言ってしまうと、人は口に入れるものに関して、最大限の「警戒」をします。生死がかかってますので。
この食べ物は何でどういうものなのかを絵や言葉できちんと説明することはパッケージデザインとしては最重要なことです。

※これは私のアイデアではありませんが、店頭に並ぶ商品の中に、たまに、ウインクしたものがあります。


[別府銘菓 ざぼん漬 / 南光物産株式会社]

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[ベーカリーあん]

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おめでたい鯉のぼり
[東京ミッドタウン ミッドパーク ギャラリー ~こいのぼりコレクション~出品作品]

soycafe soy cafe
[豆腐、大豆がコンセプトのカフェ]